＜ライディング画像＞

© Photo: Ikuo Masuda (Instagram @ikuomasuda)

千葉県旭市　旧かんぽポイントで2022/6/25~26に開催されたNSA公認AAA「K.I.SURFING GAMES 」で NSSAメンバー吉野　菜選手（立教大学）が見事優勝されました！

Ｑ　「K.I.SURFING GAMES 」メンクラス優勝、おめでとうございます。
A　ありがとうございます。NSAの中でもAAAというグレードの高い大会で優勝できたことは素直に嬉しく思います。私自身幼い頃から試合には出ているのですが、あまり試合は得意ではなくて、ファイナルに残れてもいつも3番や4番でした。実は今回がNSAでの初優勝でした（笑）どんな大会や内容であれ、1番になるということはやはり2番や3番になることとは全く違い、簡単なことではないし価値のあることであると改めて実感することができました。昨年までは新型コロナウイルス感染症の影響などで大会も少なかったためフリーサーフィンでいろいろな板に乗ってとにかく波乗りを楽しんでいましたが、今年は試合もできるようになり、久しぶりに試合の楽しさも味わえています。

Q　ファイナルはどんな戦いだったのでしょうか？
A　ファイナルはいいコンディションとは言い難い状況でした。朝はほぼ無風でしたが、夕方にかけて風が強まり、ファイナルをやる頃には普通には歩けないほど強風で砂が舞っていました（笑）しかし試合は基本的にはどんな状況でもやるので、ヒート前に私はひたすら波を見て集中していました。今回はラウンド１からファイナルまでどの波に乗るかは大体決めていたので、全てのヒートでリズム良く波を掴んでスコアすることができました。
ファイナルヒートには同じ茅ヶ崎出身のサーファーもいてとてもエキサイトしていました。ヒートの始まりに彼が僕の少し前を乗っていったので僕はライディングをやめたのですが、それが妨害行為と見なされ、彼のスコアが半減されてしまって。邪魔ではなかったので複雑な気持ちですが、それがなければ僕が優勝を逃していたと考えると、本当に試合は何が起こるかわからないなと思いました。

Q　今後の目標を教えてください。
A　今シーズンは四国のAAAで4位、学連支部予選で3位、そして今回のAAAで優勝とスタートとしては悪くないと思うので、今後も積極的に試合には出て行こうと思います。試合の目標としては8月に行われる全日本サーフィン選手権で良い結果を残すことと、総合ランキングで上位に入って強化指定選手に入ることを視野に入れて頑張ろうと思います。
また、学生として勉学にも励み、他の学生に私の活動を知ってもらうことで、より広くサーフィンの魅力を伝えていきたいと思っています。そして、どうしたら自分がサーフィンを楽しく続けられるか、どうしたらみんながサーフィンを楽しむことができるか、今私にできることは何か模索し行動していきたいと思っています。今は未熟ですが温かい目で応援していただけたら嬉しく思います。

Instagram: @sai__yoshino